はやりやまい
流行病
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 庄屋が自宅を悪魔の宿として差し出す代わりに疫病を村から追い出してくれと願い、以来豆をまかない。
- 細部
- 村に病が流行して多くの死者が出たとき、庄屋は思い切った願をかけた。今後は我が家を悪魔に宿として明け渡すゆえ、そのかわり病を村の外へ連れ去ってほしいというのである。すると病の勢いは収まったという。以来その家では節分に豆をまかず、逆に障子を開け放って悪魔や鬼を迎え入れる作法を取るようになった。厄を追い払うのではなく引き受けて宿らせるという発想で、村を守る代償を一軒が背負う形になっている。
- 広まり方
- 1986年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 仕事と行事』第9編、共同祈願の章にある疫病送りの節に収める。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ