はっとういっしんのおおしか
八頭一身の大鹿
国内
未確認生物
- どんな話か
- 和銅6年、丹波の深山に現れた八つの頭を持つ大鹿を香賀三郎兼家が退治し、俎板岩と呼ばれる岩の上で料理したという。
- 細部
- 和銅6年(713年)、丹波国北部の深い山中に、頭が八つありながら体はひとつという異形の大鹿が棲んでいた。この大鹿は皇居にまで出没したり、農民を襲ったりして人々を苦しめていたという。事態を憂えた天皇は、香賀三郎兼家に大鹿の退治を命じる。兼家は見事にこの大鹿を仕留めると、近くにあった一枚の大岩の上に載せて料理したと伝えられる。この時使われた岩は俎板岩と呼ばれるようになり、今もその場に残っているという。
- 広まり方
- 1987年刊『近畿民俗』所収、西浦左門「丹波美山口碑集」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 奈良時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ