はしか
はしか
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- はしかにかからぬよう、特定の歌を杓子に書きつけて戸口へ釘で打ちつけるまじないが伝わっている。
- 細部
- 加東市に伝わるはしかよけのまじないである。「ぎ粒はうまれぬさきにはしかして」という文句から始まる歌を用意し、それを飯を盛る杓子に書きつける。書き終えた杓子は玄関の戸口へ釘で打ちつけて備え、家の入り口を守らせる形にする。こうしておけば、はしかという病がその家に入り込むことはないと信じられていた。子どもの命に関わる病を、言葉の力と日用の道具を組み合わせて遠ざけようとした、素朴な呪術の一例である。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』所収、国井重三「播州加東郡市場村附近の呪文歌と呪ひ」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県加東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ