はしひろいぼうず
箸拾い坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 手島の八幡さまでは祭りの箸を縁の下に投げ込む慣わしがあり、翌朝には一本残らず箸拾い坊主に拾われていたという。
- 細部
- 丸亀市塩飽町の手島にある氏神八幡さまでは、祭りが終わると当屋を務めた人々が社殿に集まって会食し、その際に使った杉の箸を縁の下へ投げ込んで帰るしきたりがある。振り返らずに鳥居まで下りきることが求められ、その夜のうちは境内に近寄ってはいけないともされている。翌朝あらためて八幡さまを訪れてみると、投げ込んだはずの箸は一本も残っていない。これは夜のあいだに箸拾い坊主がやって来て、すべて拾い集めていってしまうためだと語られている。
- 広まり方
- 1981年の『四国民俗』に武田明が発表した「丸亀市手島のハシヒロイボウズその他」に記されている。
- 地域
- 香川県丸亀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ