はのかみさま
歯の神様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 白山様や九頭竜神社が歯痛封じの神として祀られ、坂道での危難を救ったお地蔵様の霊験も伝わる。
- 細部
この地域では、白山様と呼ばれる社が歯の神様として信仰されており、風邪や疳の虫、耳の痛みや歯痛といったさまざまな病を治してくれると信じられてきた。毎年四月十七日と八月二十日の祭礼日には近隣の村々から大勢の参拝者が集まり、白蛇を御神体として祀っているという。もともと水の神・農耕の神として敬われてきた九頭竜神社も、あわせて歯の神様としての性格を持っていたと伝えられる。
信仰にまつわる霊験譚も複数残っており、坂道で自転車ごと転げ落ちそうになった子供が自転車だけを失って本人は無事だった話や、竹の子を売り歩くお婆さんが籠を引っ張られるようにして転落を免れた話、こやしを積んだリヤカーが坂で急に手を引き止められたように止まった話などがあり、いずれもそばに祀られたお地蔵様の加護によるものだろうと語られている。
- 広まり方
- 『高志路』2000年掲載、岩野笙子「歯の神様」に記録がある。
- 地域
- 新潟県新潟市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ