はなとりじぞうのた
鼻取地蔵の田
国内
未確認生物
- どんな話か
- 田植えの手伝いをした地蔵にちなむ田は、肥料も馬も入れない禁忌の田とされているといういわき四倉町の話。
- 細部
- いわき市四倉町に伝わる話。昔、農夫が田植えの際に鼻取りの子供を叱ったところ、どこからか子供が現れて鼻取りを手伝ってくれた。不思議に思って後を追うと地蔵堂に行き着き、床の上には泥だらけの足跡が残されていたという。叱られていた子供を気の毒に思っての行いだったと伝えられる。この由来から、地蔵堂の下にある田は地蔵様の田と呼ばれ、肥料も馬も入れてはならない特別な田として扱われてきた。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』所収、高木誠一「磐城の地」、および1969年の『東北民俗』所収、和田文夫「祟りの田の話(一)」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ