はなとりじぞう
鼻取り地蔵
国内
未確認生物
- どんな話か
- 代掻きの手伝いを地蔵がしてくれ、堂の床に残った泥足で正体が分かったといういわき四倉町の伝説。
- 細部
- いわき市四倉町の話。ある農夫が田の代掻きをしていたとき、鼻取り役の子供をひどく叱りつけた。すると、どこからともなく見知らぬ子供が現れて、代わりに鼻取りを手伝ってくれたという。作業が終わって礼を言おうと探し回ったが、その子の姿はどこにも見当たらなかった。不思議に思って村のお寺の地蔵堂を訪ねると、堂の床板に小さな泥だらけの足跡がついているのを見つけ、地蔵様がこっそり手伝ってくれたのだと分かり、村人たちはありがたがったという。
- 広まり方
- 1967年の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫の長者伝説・その他の記録による。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ