はなたれこぞうさま
鼻たれ小僧様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 柴売りの爺さんが淵に売れ残りを投げ入れると竜宮の姫から鼻たれ小僧様を授かり長者になるが、追い出すと元の貧乏に戻ったという話。
- 細部
- 毎日柴を担いで売り歩いていたひとりの爺さんが、ある日どうしても売れ残ってしまった分を、橋の上から下の淵へ投げ捨てたことがあった。すると淵の底に住む竜宮の姫が現れ、そのお礼にと鼻をたらした小さな男の子を授けてくれたので、爺さんはこれを持ち帰り、家の神棚にまつって大切に育てたところ、みるみる裕福な長者になっていった。ところが、あるとき爺さんがこの子を家から追い出してしまうと、子は門口でひとつ鼻をすすっただけで姿を消し、その瞬間、爺さんの暮らしは元のとおりの貧しさに逆戻りしてしまったという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された能田太郎「南筑後山村行」に記録がある。
- 地域
- 熊本県南関町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ