はみ
蝮
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山で蝮が甑のように四重に折り重なっているのを見ると長者になれるとされ、餅つきで甑を倒すと身内に死者が出るとも伝わる。
- 細部
- まんのう町ではハミと呼ばれる蝮にまつわる言い伝えがある。山の中で、蝮が何匹も体を組み合わせて、まるで蒸し器の甑のような形をつくっているところに出くわすと、それを見た者は長者になれるといわれている。その組み合わさり方は、ちょうど甑を四段重ねたように高く積み上がっているのだという。一方で、正月などの餅つきの際に甑をひっくり返してしまうと、身内から死者が出るという別の言い伝えも合わせて伝わっている。同じ甑という道具を介して、吉兆と凶兆の両方が語られている点が興味深い。
- 広まり方
- 1939年の『讃岐民俗』所収、和気周一「眞野聞書」に記録がある。
- 地域
- 香川県まんのう町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ