はくじゃりゅうじん
白蛇竜神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 出雲市大社町の日御碕神社では、10月の神事の時期に竜蛇や小蛇が現れるとされ、吉凶を示し火防や祈雨にも霊験があるという白蛇竜神として祀られている。
- 細部
出雲市大社町の日御碕神社では、10月11日から17日にかけて神事斎竜と呼ばれる祭りが営まれる。この間は海が荒れ、錦の模様を持つ竜蛇が姿を見せるとされ、神職や氏子の中の誰かに夢でお告げがあると、その人が竜蛇を迎え入れて神前で儀式を行う。迎えられた竜蛇は来年の吉凶を身振りで示すといい、その姿は年を経ても変わらず、青と金に彩られているという。また、神事の際に神主が波打ち際に立つと、沖合いから海藻に乗った小さな蛇が巻いた姿で流れ着くとも伝わる。
これを引き上げて神前に供えるが、一両日のうちに死んでしまうため、干して固めたものを望む信者に授けるならわしがある。その体色は紫がかった白ではなく、黒みを帯びた白色をしているという。竜神の一部とされることから、火除けや雨乞いにも霊験があると信じられている。
- 広まり方
- 1975年の『加能民俗研究』に小倉学が発表した論考で、出雲側の伝承として紹介されている。
- 地域
- 島根県出雲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ