とうみのいぼをうばわれたはくじゃ
東御のいぼを奪われた白蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 神の使いの証であるいぼを白狐に奪われ、姿を消してしまったという白蛇の話。
- 細部
- 石の祠に祀られる神には、白蛇と白狐という二匹の使いがいた。白蛇には四本の肢があり、体じゅうにいぼが並んでいて、それが神の使いであることを示す目印だった。白狐は白蛇を追い落とそうと企て、相手が眠っている隙にそのいぼを取り去ってしまう。目覚めた白蛇は驚いたが、失われた印は戻らず、なす術もないまま姿を隠したという。使いの資格が身体の徴によって保証されているという発想と、神の使い同士の争いという構図が同時に語られている。
- 広まり方
- 1931年刊『民俗学』所収、小泉清見による長野県伝説集に記録がある。
- 地域
- 長野県東御市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ