はくはつろうじん
白髪老人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 北野社前の町に現れた白髪の老人が神木の松が翌日折れると触れ歩き、実際に松が倒れると白太夫の神霊だったと噂されたという。
- 細部
- 享保11年7月27日、北野社の前筋にあたる下立売上る町に、一人の白髪の老人が姿を見せ、この町の東側に古くから立つ神木の松の大木が、明日にも折れるであろうと家々に触れて回った。突然そのような話をされた近所の者たちは、この老人をただの狂人だろうと受け流していたが、翌28日の辰の刻を過ぎたころ、本当にその松の大木が音を立てて折れ倒れてしまう。予告どおりの出来事に驚いた近隣の人々は、前日現れた白髪の老人は町内に祀られる白太夫の社の神霊に違いないと語り合い、大勢が集まって騒ぎになったという。
- 広まり方
- 1982年の『続日本随筆大成』別巻に収める本島知辰「月堂見聞集(中)」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ