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白髪の女人のイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

はくはつのにょにん

白髪の女人

国内 未確認生物
どんな話か
身延山へ奉納予定の梵鐘を積んだ船が座礁し、現れた白髪の女人の助言で高前寺に納められたという話。
細部

高前寺にある梵鐘は、横取りの梵鐘という別名で呼ばれている。もともとは日蓮宗を篤く信仰していた富豪が、身延山へ奉納するために作らせたものであった。ところが完成後、富士川の鰍沢から身延山を目指して船で下る途中、天神ヶ滝という難所を過ぎて鴨狩に差しかかったあたりで、船は奇妙な形をした岩に乗り上げて座礁してしまう。この岩には竜波穴と呼ばれる謎めいた岩の穴が開いており、難破して立ち往生していると、そこに白髪の女人が姿を現した。

女人は、この梵鐘は近くの寺に納めることにして、身延山への奉納はあらためて考え直してはどうかという趣旨のことを告げたという。この言葉に従って梵鐘を高前寺に納めたことから、以後この鐘は横取りの梵鐘と呼ばれるようになったと伝えられている。

広まり方
1961年の甲斐路『甲州の伝説3 富士川』(竹川義德)に記録がある。
地域
山梨県市川三郷町
年代
不明
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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