むらやまのやまくずれととぶはくば
村山の山崩れと飛ぶ白馬
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 村山市の獄山の神が天正年間に怒って山崩れを起こし、その後白馬が天に飛翔したという伝説。
- 細部
- 村山市岩野にある登山口の獄山には、古くから山の神が鎮座するとして手厚く信仰されてきた。天正のころ、この神が何らかの理由で激しく怒りを発し、山を大きく崩して大量の土砂を麓へ押し流し、ふもとの村全体をその土砂で埋め尽くしてしまったという。すると事の直後、一頭の真っ白な馬が姿を現し、そのまま空高くへ舞い上がって飛び去っていったと伝えられている。神の怒りと天へ昇る白馬という、二つの異変が重なって語られる伝説である。
- 広まり方
- 1980年の『山形県民俗学会会誌』に掲載された熊谷宣昭「葉山と民間信仰―山の神と山のがたり―」に記録がある。
- 地域
- 山形県村山市
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ