ほうだつしみずのはくばがひやしたいずみ
宝達志水の白馬が冷やした泉
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 戦に敗れた佐々成政が、乗っていた白馬の首を切って泉に投げ捨てたため、以来温泉が冷えて涌くようになったという伝説。
- 細部
- 村はずれに湧く泉は、かつては温かい湯であったという。前田利家との戦いに敗れた佐々成政がこの地を通りかかった際、乗っていた白馬の首を刎ねて泉に投げ入れたところ、たちまち湯は冷え、以後は冷たい水しか湧かなくなったと伝えられる。敗軍の将の無念が土地の泉質まで変えてしまったとする、由来譚の一つである。今も湧き出る水は昔語りのとおり冷たいままで、里の人々はその由来を語り継いでいる。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された、長岡博男「火災と民俗」に記録がある。
- 地域
- 石川県宝達志水町
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ