すいてんぐうのおふだながし
水天宮のお札流し
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 行方不明者を捜すとき、水天宮のお札を器の水に浮かべると当人のいる方角へ走って知らせるという。
- 細部
- 佐渡の八海山の周辺で人が行方知れずになったときは、水天宮に願をかけて捜すしきたりがあった。器に水をため、そこへ水天宮のお札をそっと浮かべると、札はひとりでに動き出し、行方の知れない人がいる方角を指してぴたりと静止したという。捜索する人々はその止まった向きを頼りに山や里を探し歩いたと伝えられている。通信の手段を持たない当時の人々にとって、頼みの綱となる占いのひとつだったのだろう。
- 広まり方
- 1984年の『新潟県史 資料編23 民俗2』所収、森谷周野の記述に基づく。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ