はしがふたつならんでできた
橋が二つ並んで出来た
国内
未確認生物
- どんな話か
- 助任橋へ向かうと橋が二つ並んで見え、石を投げて木橋を見極めて渡ると片方は自然に消えたという。
- 細部
- 佐山武十郎という少年が朝の四時ごろ、寒稽古に向かうため助任橋へ差しかかったところ、橋が二つ並んで架かっているのを目にしたという。不審に思って石を投げてみると、右側の橋では石が水中に沈む音がしたのに対し、左側の橋ではコツンという固い音が返ってきた。木でできているのは左のほうだろうと見当をつけてそちらを渡ったところ、右側の橋はいつの間にか跡形もなく消え失せていたと伝えられている。
- 広まり方
- 『郷土趣味』1921年掲載の長尾楓窓「妖怪に遇ふた人」に記録されている。
- 地域
- 徳島県徳島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ