はちろう
八郎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 宿に泊まった大蛇の正体は八郎潟の主で、霜月には金鶴子のもとへ通うという話。
- 細部
- 仙北市西木町に伝わる話では、寝相が悪いので絶対に覗かないでほしいと頼んでいた若い男の正体が、実は大蛇だったという出来事があった。家の者がこっそり覗き見ると大蛇が寝ており、この宿は八郎潟の主である八郎が、妻である田沢湖の主・辰子のもとでの冬篭りから帰る際に定宿にしている場所だったのだという。それが知れて以来、この男が同じ宿に泊まることは二度となかったと伝えられている。毎年霜月九日には、八郎が田沢湖のヒロインである金鶴子に会いに行くともいい、その際には雨風とともに恐ろしい音が響くが、それを耳にした者は命を落とすともいわれている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1928年掲載、松川二郎「田澤湖 十和田 八郎潟恋の三角伝説」ほかに記録された伝承である。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ