はちのたろう
八の太郎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山男の巨人八の太郎が雫石盆地に水を溜めようとして岩手山の権現と七日七夜戦い、敗れて逃げた伝説。
- 細部
- 七つ森と呼ばれる山脈の主峰には、鹿角に住む山男の巨人であった八の太郎にまつわる伝説が残る。八の太郎は雫石盆地をせき止めて雫石川の水を溜め、大きな湖を作ろうと背負い込もうとした。これを阻もうとした岩手山の権現との間に戦が起こり、七日七夜にわたる大合戦の末、八の太郎は敗れて秋田へと逃げ去ったのだという。この巨人が落とした煙草の吸殻の跡から、七つ田と呼ばれる田や沼ができたとも語られている。
- 広まり方
- 1930年刊『旅と伝説』所収、田中喜多美「郷土伝説―岩手雑纂(一)―」に記録がある。
- 地域
- 岩手県雫石町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ