くもをふくろづめにしたはちのたいぐん
蜘蛛を袋詰めにした蜂の大群
国内
未確認生物
- どんな話か
- 蜘蛛に逃げられた一匹の蜂が数万の仲間を連れて仕返しに来たという、深川の寺で語られた話。
- 細部
- 東武深川の本誓寺で、和尚が伝えた話である。夏、蜘蛛の巣にかかった一匹の蜂が蜘蛛と争った末に逃げのびると、蜘蛛は池の蓮の葉を糸で巻いて袋のようにし、その中へ隠れた。しばらくして数万匹の蜂が押し寄せ、仕返しをするように袋を激しく刺し続けてから散った。蜘蛛は死んだと思われたが、袋の中で無事だった。この話は新井白蛾『牛馬問』(『日本随筆大成』第三期、1977年)に記録され、所在地は江東区である。
- 広まり方
- 深川本誓寺の和尚が語ったとされ、新井白蛾「牛馬問」(『日本随筆大成』第三期、1977年)に収められている。
- 地域
- 東京都江東区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ