ぐひんさま
グヒン様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 尾根筋を通る山の主で、猟の小屋を揺すり人声を響かせると猟師たちが語った。
- 細部
- 小さな尾根をホツと呼び、そこに小屋を掛けて猪を追っていると、誰もいないはずの外で人の騒ぐ声が起こり、小屋がみしみしと揺さぶられることがある。猟師はこれをグヒン様の仕業とみた。この存在が行き来する尾根には家を建ててはならないという戒めもあり、山の中には人が踏み込んではいけない道筋があるという感覚が共有されていた。狗賓すなわち天狗に連なる呼び名である。
- 広まり方
- 1960年の『あしなか』に載る向山雅重の記録、信州遠山郷鎌倉福次郎翁狩猟談による。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ