がぞうのたたり
画像の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 栂の尾で春日・住吉二神の像を写した宅間証賀法印が明恵上人の制止を振り切り、帰路の落馬で命を落としたという。
- 細部
- 宅間証賀法印という僧が、栂の尾において春日と住吉の二柱の神を描いた像を書き写そうとしたことがあった。これを知った明恵上人は、その像を写し取れば必ずたたりが及ぶと告げて強く思いとどまらせようとしたが、法印はその忠告を聞き入れず、押し切るようにして模写を成し遂げてしまう。ところが都へ帰る道すがら、法印は馬から落ちてそのまま命を落としてしまった。神の像を写すという行為そのものにたたりの力が宿っていたとされ、上人の警告を無視した報いとして語り継がれている。
- 広まり方
- 1975年の『日本随筆大成』第一期に収める西村白鳥「煙霞綺談」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ