ごろんぼ
ゴロンボ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 弁天山の主とされる腹の赤い大蛇で、その姿を見た者は腰を抜かして寝込むと恐れられた。
- 細部
- 弁天山に棲むと伝わる主で、胴回りは一尺ほど、腹は赤く背は黒いという。ときおり山中を巡り歩き、山に変わったところがないかを見て回るとされる。ただしその姿は人が気安く目にしてよいものではなく、気の弱い者が出くわすと腰が立たなくなったり気を失ったりして、そのまま体を壊して床につくと語られた。山を守る側の存在でありながら、遭遇そのものが災いになるという扱いで、山へ入る者への戒めとしても働いていたと考えられる。
- 広まり方
- 1980年の『常民文化研究』所収、林富美子「相模の民話⑪」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ