ごりんづかのたたり
五輪塚のたたり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 平将門ゆかりと伝わる霊場五輪塚は白蛇を見ると寿命が縮み、無断で入れば目がつぶれるとまで恐れられた。
- 細部
- 五輪塚と呼ばれるこの場所には、平将門の一族にゆかりのある品々が納められていると語り継がれ、古くから神聖な霊場として扱われてきた。ふだんは誰も足を踏み入れず、手入れをするときも新しい草鞋にはき替えてからでないと中へ入ることが許されなかった。お盆の時期にはこの新しい草鞋で塚の掃除を行うのが習わしだったという。もしこの場所で白い蛇の姿を見てしまうと、その者は二年と生きられないと恐れられ、さらに断りもなく勝手に立ち入った場合には、目を痛めて見えなくなってしまうとまで言われていた。厳重な禁忌に守られた、地域でも特に畏れられる場所だったことがうかがえる。
- 広まり方
- 1977年刊行の『上和田の民俗』所収、都留文科大学民俗学研究会による信仰および口承文芸の記録による。
- 地域
- 山梨県大月市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ