ごりんとう
五輪塔
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 津和野町で倒れて埋もれたまま放置された五輪塔のたたりで土地の持ち主が胃潰瘍を患い、供養をやり直すと治ったという。
- 細部
- 津和野町には、横倒しになったまま土に埋もれかけていた五輪塔をめぐる話が伝わる。この土地を所有していた未亡人が胃潰瘍を患い、物事に詳しい人に相談したところ、五輪塔の霊が供養をしてほしがっていること、また自宅の仏壇には別の家の位牌が紛れ込んでいて仏同士が争っているような状態になっていることが分かったという。教えのとおりに五輪塔を供養し直し、まぎれていた位牌を仏壇から分けたところ、長く患っていた胃潰瘍がきれいに治ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1982年刊『山陰民俗』に大庭良美が石見国鹿足郡日原の民俗として記録した霊験譚の一つで、五輪塔をめぐる祟りと供養の言い伝えとして残されている。
- 地域
- 島根県津和野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ