ごりんとう
五輪塔
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 犬山市今井の観音堂にあった崩れた五輪塔を持ち帰って漬物石などに使った家々にたたりが起き、後に石は観音堂へ返された。
- 細部
- 今井の観音堂には、長い年月で崩れ散った五輪塔の石材が残されていた。かつてこれを持ち帰り、漬物石や台石として日用に使った家がいくつかあったが、いずれの家でも不幸が続き、たたりだと噂されるようになった。恐れをなした人々はやがてめいめいの石を観音堂まで持ち寄り、もとの場所へ戻したという。供養のための石材を私用に転用することへの戒めとして語り継がれている。
- 広まり方
- 1995年刊『今井の民俗―愛知県犬山市今井―』所収、東京女子大学史学科民俗調査団の「九 口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 愛知県犬山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ