いびがわのごりんとうのぶしくよう
揖斐川の五輪塔の武士供養
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- いじると祟るとされる石塔で、供養を怠ると病を招き、越前から逃れた武士の霊を祀れば治るとされた。
- 細部
- 上長瀬の地区にはあちこちに五輪塔が点在しており、これをぞんざいに扱うと祟りが起きると恐れられてきた。ある家では中学3年生になる女の子が原因不明の病気にかかり、病院で診てもらっても一向に良くならなかったため、巫女に見てもらうことになった。すると、かつて越前から逃れてきた2人の侍が、その家の敷地の隅で成仏できずにいるのだと告げられ、そこにある五輪石をきちんと供養するようにと言われた。言われた通りに供養をすると、女の子の病気は快方に向かったという。
- 広まり方
- 1972年の民俗採訪「岐阜県揖斐郡谷汲村」(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ