ごりんいし
五輪石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 武士の墓とされる五輪石のある森を田に変えようとしたところ、雷雨や季節外れの雹に見舞われたという。
- 細部
- 多士の森はかつて城が数多く建ち並んでいた場所とされ、その名残として五輪石が残っている。この石は侍の墓であると語り継がれてきた。大正の初め、山本利左ェ門という人物がこの森を切り開いて田にしようと木を伐ったところ、にわかに雷が鳴り雨が降り出したという。それでも構わず作業を続けると、5月であるにもかかわらず雹が降るという異常な事態になり、しかも掘り返した場所からはカッタイを患ったような姿の小さな石像が出てきた。持ち帰って家の門口に置いておいたが、その石像はいつの間にか姿を消してしまったという。
- 広まり方
- 1972年の民俗採訪「岐阜県揖斐郡谷汲村」(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ