ごんごろうび
ゴンゴロウビ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 博徒に殺された権五郎の妄執が燃えるという伝承で、この火を見ると雨の前触れとされる。
- 細部
- 五十野に住んでいた権五郎という博徒がある時何者かに殺され、その恨みが火となって燃えるようになったのがゴンゴロウビだという。この火が現れる場所は決まっており、付近で農業を営む者たちはこれを雨が近い知らせだと信じていた。火を見かけると、稲架にかけた稲がぬれる前にと急いで取り込みに走ったと伝わる。怨念が天候を予知する徴として受け止められていた例である。
- 広まり方
- 1939年の『民間伝承』所収、柳田國男「妖怪名彙(六)」に記録がある。
- 地域
- 新潟県三条市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ