ごんげんやまのき
権現山の木
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 権現山の樹木に刃を入れると腹を痛めるとされ、祟りを受けた者は祈祷師の祈りで癒したという。
- 細部
- 富郷の権現山に生えている木は、勝手に伐り倒してはならないものとされた。手を付けた者は腹を病むといい、木そのものに祟る力があると考えられていたのである。症状が出たときは、地元で法人と呼ばれる祈祷を業とする者のもとへ相談に行き、拝んでもらうことで快方に向かうと語られた。神域の樹木を伐る行為への戒めが、腹痛という身体の変調と、祈祷による回復という二段構えで語り継がれている。
- 広まり方
- 1963年の『あゆみ―富郷の民俗―』のうち、森正史監修による信仰伝承の章に載る。
- 地域
- 愛媛県四国中央市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ