ごんげんさまのたたり
権現様のたたり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 頭を踏まれた石の祟りで長男が頭痛になり、掘り出して権現様として祀ったという話。
- 細部
- 仙北市西木町のAさん宅には、ささら獅子の念が移ったとされる御神体の石があり、長い間土の中に埋もれたままになっていたという。Aさんの長男が原因不明の頭の病に悩まされたため、サイドウニンと呼ばれる拝み手に見てもらったところ、その石がヒナギの木の下に埋められたまま頭を足下にされていることへの祟りであり、掘り出してほしいと訴えているのだと占われた。焼け焦げたような茶色い石で、よく見ると目鼻や毛のようなものまで浮かんで見えたという。以来、権現様として布をかぶせて祀られるようになり、子どもが腹痛を起こしたときにはこの石でまじないをすると治るとされている。
- 広まり方
- 『羽後檜木内川流域の民俗』1964年、東京女子大学文学部史学科による屋敷にまつる神の調査記録に見える話である。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ