ごんげんさま
権現様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 八沢木の山上に鎮座する霊験あらたかな権現様は、身内の死を隠して参拝人を泊めた宿坊を祟り、家族も客も共に死なせたという。
- 細部
- 横手市の八沢木という一帯には、ホロワサンと呼ばれる神通力の強い権現様が山頂近くに祀られているという。その山の麓には参拝人を泊める宿坊が二軒あったが、あるとき片方の宿では身内の一人が亡くなったにもかかわらず、それを隠したまま参拝に来た客を泊めてしまった。すると当の晩、凄まじい轟音とともに、宿の家人と泊まっていた参拝人が窓から外へ放り出され、そのまま命を落としてしまったという。人々はこれを、死の穢れを隠したことへの権現様の祟りだと語り伝えている。
- 広まり方
- 『民間伝承』1950年掲載、大川廣海「祖母から聞いた話」に記録がある。
- 地域
- 秋田県横手市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ