ごんげんさま
権現様
国内
未確認生物
- どんな話か
- ししが平に現れた一つ目の権現に帰れと言われ、素直に従った家は代々栄えたという。
- 細部
- タエムじいさんと呼ばれた男が、ししが平へ足を踏み入れたときのことである。目が一つきりの恐ろしい顔をした権現様が姿を現し、じいさんをにらみつけて帰れと言い放った。逆らわずにそのまま引き返してきたためか、この家はその後も代を重ねて栄え続けているという。神が立ち入りを禁じた場所で、警告に素直に従った者が報われるという構図をとっており、山中に人の入ってはならない領域があるという感覚を伝えている。一つ目の姿は山の神の像とも重なる。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、神社の伝説の項による。
- 地域
- 長野県小谷村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ