ごいぞう
ごいぞう
国内
未確認生物
- どんな話か
- 岩に向かって立小便をした大工がごいぞうという怪異に追われたが、通りがかった和尚に助けられ、その正体は地蔵だったという。
- 細部
- 南部町に伝わる話で、ごいぞう岩と呼ばれる岩に向かって立小便をしてしまった一人の大工が、ごいぞうという怪異に見つかり追いかけ回されることになった。逃げ惑う大工の前に、たまたま下手のほうから一人の和尚が歩いてきて通りかかる。和尚はとっさに自分の衣の袖の中へ大工をかくまい入れてしまい、おかげでごいぞうからは大工の姿がまったく見えなくなって、あきらめて立ち去っていったという。後になって分かったことに、この和尚こそ八幡様に祀られた本尊の地蔵が姿を変えたものだったと伝えられている。
- 広まり方
- 『郷土趣味』1921年掲載の板愈良「因伯伝説雑話(二)」に記録が残る。
- 地域
- 鳥取県南部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ