ごふどうそんのいしなげ
御不動尊の石投げ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 岸壁へ石を投げ上げて願を掛け、留まれば腹の病が癒えるという石仏まわりの作法。
- 細部
- 御不動尊の奥まった場所に石仏が据えられており、生涯の願い事や腹の患いの平癒を祈る者は、あたりの石を拾って岸壁へ投げ上げる。うまく岩に留まれば病は早く癒え、願いも早くかなうとされた。ただし自分の石を投げる際に、先に誰かが乗せていた石を落としてしまうと、その相手の病が自分の身に移ってしまう。そのため落としてしまった数だけ改めて石を投げ直さねばならないと戒められていた。願掛けの成否が他人の願とも結び付いている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1965年の『あゆみ』に載る田中継雄の民俗採訪記録、西小型石鎚豊峰神社の登拝記に見える。
- 地域
- 愛媛県砥部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ