ごえぞううま
五右衛蔵馬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道で白い馬と大入道に呼び止められた桶屋が、脇差のおかげで難を逃れ神社の侍に助けられたという話。
- 細部
- 本山での仕事を終えた馬場の桶屋が、長田神社の宵祭りに遅れまいと、借り受けた脇差を腰に夜道を急いでいた。大木屋と笹畑の間にさしかかったところで白い馬に出くわし、頭上からは「五右衛蔵馬取れ、取れ」と呼ばわる声が響いてきた。見上げると岩の上に大入道が腰掛けており、馬は桶屋の脇差を恐れて手が出せないと言うと、大入道は、鍔の先からおよそ三寸のところに傷があるので恐れることはないと言い返した。桶屋が覚悟を決めたそのとき、馬場の長田神社から遣わされた二人の侍が駆けつけ、無事に助け出されたという。
- 広まり方
- 1989年の『常民』に、中央大学民俗研究会がまとめた鳥取県西伯郡西伯町の調査報告書として収録されている。
- 地域
- 鳥取県南部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ