ごぼうだね
午蒡種
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 上洞や中洞などにいる午蒡種の人に取り付かれると、話し方や動作までその人に似てしまうとされ、世間は血縁との結婚を避けたという。
- 細部
- 高山市朝日町の上洞、中洞、中宿といった集落には、午蒡種と呼ばれる人々がいるとされていた。名の由来は、衣服にくっついて離れない牛蒡の種のように、人に取り付いて離れない性質になぞらえたものだという。午蒡種の人に取り付かれると、話し方や身振りといった動作までもが、取り付いた側の午蒡種の人に似てくるとされた。こうした性質が恐れられ、世間の人々は午蒡種とされる人を敬遠し、その血統に連なる人との結婚を避ける傾向が強かったと伝えられている。
- 広まり方
- 1936年の『民族学研究』掲載、林魁一「飛騨国朝日高根旅行記」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ