ぎけい
義鶏
国内
未確認生物
- どんな話か
- 猫に毒殺されかけた主を救った鶏が、僧の夢枕に立って夕顔を食べるなと告げ、根元から猫の頭骨が見つかったという話。
- 細部
- ある僧が、庭になった夕顔を翌朝の汁の実にしようと考えていた。するとその夜、夢の中に一羽の鶏が現れた。この鶏は以前、飼い主が猫に毒殺されかけていることを僧に知らせたことのある鶏で、「あの猫が今度はあなたを殺そうとしていますので、その夕顔を食べてはなりません。夕顔の根を掘ってごらんなさい」と告げると姿を消したという。僧が小僧に命じてその根元を掘らせてみると、そこには猫の頭骨があり、夕顔はその眼窩から生えていたのだった。
- 広まり方
- 出典は『東北民俗』(1972年)所収、夏堀謹二郎「「鶏塚」の伝説と「猫と南瓜」の昔話(上)」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ