げんじのおちうどのはかのたたり
源氏の落人の墓の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 落人の墓の上へ大師像を据えたために娘が病み、像を移して地主権現の碑を建て直したという。
- 細部
- 坂本の花岡ミチコ氏の家の裏手には、源氏の落人のものと伝わる墓がある。この墓の上にお大師様を据えてしまったところ、京都で暮らす娘の体が弱ってしまった。そこでお大師様を別の場所へ移し、代わりに地主権現の石碑を建てたという。先にその土地にあった墓を後から来た信仰が押さえつけてしまった結果として障りが出た、という理解の仕方であり、家の外にいる娘の不調が屋敷地の祀り方の問題として説明されている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会による愛媛県喜多郡河辺村の報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ