げどうぐも
化道蜘蛛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 容姿端麗な嫁の正体が大食いの女山ン坊で、離縁を切り出した夫を襲おうとしたが、化道蜘蛛の姿で村人に退治されたという話。
- 細部
- かつて尾州但馬郷幡豆崎、今でいう師崎のあたりに、一人の漁師が住んでいた。この漁師は器量よしで気立てもよい娘を嫁にもらい受けたのだが、実はこの嫁の正体は恐ろしい女山ン坊であった。頭の口から三升あまりのおにぎりを次々と放り込んでは瞬く間に平らげてしまうその姿を見て驚いた男は、離縁を切り出す。すると嫁はたちまち男を風呂桶ごと縛り上げ、そのまま連れ去ろうとしたが、男はすきを見て命からがら逃げ出すことに成功した。その後、怪物と化した女は化道蜘蛛の姿となって男の家に襲いかかったものの、待ち構えていた村人たちによって火と棒で退治されたという。
- 広まり方
- 1981年の『みなみ』に掲載された掛見和介「師崎の昔話『化道蜘蛛(げどうぐも)』」に記録がある。
- 地域
- 愛知県南知多町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ