たらぎのゆうぐれにこをくうがわたろう
多良木の夕暮れに子を食うガワタロウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 百太郎の集落ではカワガミサマを祀り、夕暮れどきに川にいるガワタロウが子供を食べるとして水辺に近づくのを戒めた。
- 細部
- 球磨郡多良木町の百太郎という集落では、川の神としてカワガミサマを祀ってきた。この川にはガワタロウという妖怪が棲んでおり、日が傾く時分になると子供を捕らえて食べてしまうと恐れられ、夕方以降は川辺に近づいてはいけないと戒められていた。その鳴き声は「ホーイ、ホーイ」と表現され、夕暮れの水辺で耳にすると身の危険を感じさせるものだったという。
- 広まり方
- 1970年の『民俗学評論』に掲載された、河上一雄「多良木の水神信仰―水神信仰研究の問題―」に記録がある。
- 地域
- 熊本県多良木町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ