がわたろう
ガワタロウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 昼過ぎの知内川には赤く長い毛のガワタロウが現れ、近づいた者を水中へ引き込むと言われた。
- 細部
- 午後十二時から二時ごろにかけては知内川へ行ってはならないと戒められていた。この時間帯には、毛が赤く長く伸びたガワタロウが姿を見せ、近づいた者を川の中へ引きずり込むからだという。ガワタロウは雨の降るときにも姿を現し、オギャーオギャーという声で鳴くとも伝えられる。出没する時刻と天気の両方が具体的に言い添えられており、いつ水辺が危ういのかを覚えさせる目安として語り継がれてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』に載る、國學院大學民俗学研究会による滋賀県高島郡マキノ町旧剣熊村の調査記録による。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ