がわたろう
ガワタロウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川遊びの最中に響く大きな水音は、堤で寝ていた者が渕へ飛びこんだ音だとされた。
- 細部
- 夏の盛り、子どもたちが水遊びに熱中していると、突然大きな水音が立つことがあった。一同は驚き、ガワタロウが来たぞと口々に言いながら家へ逃げ帰ったという。この物音は、土提で寝ていたガワタロウが渕へ飛びこんだために起こるのだと説明された。姿を目にしたわけではなく、音だけを手がかりにその存在を察するという語り口になっており、遊びに夢中な子どもを川から引き上げさせる働きも果たしていたと見られる。
- 広まり方
- 1991年の『民俗文化』所収、菅沼晃次郎「近江の河童(かっぱ)資料」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ