がわたら
ガワタラ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 美浜町では7月24日の愛宕の火祭りの後、燃え殻の墨を体に塗らないとガワタラ(河童)に尻を抜かれるという。
- 細部
- 美浜町には、七月二十四日に子どもたちが取り仕切る愛宕の火祭り、通称「ヤサイヤ」にまつわる言い伝えがある。苧殻(今日では藁で代用することが多い)を高く積み上げて火を放ち、それが燃え尽きるまでの間、子どもたちは「ヤサイヤー、ヤサイヤー」と声を張り上げ続ける。祭りが終わると、燃えかすの墨を顔や体になすりつけてから、近くの川へ泳ぎに出かける習わしだという。もしこの墨を塗らずに川へ入ると、河童を指すガワタラ(河太郎)に尻を抜かれてしまうと恐れられている。
- 広まり方
- 1984年の『福井県史 資料編15 民俗』所収、小林一男による育児と呪法に関する記録である。
- 地域
- 福井県美浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ