がわた
ガワタ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 相撲を挑んでは尻へ手を伸ばす子どもの姿の怪。鍋を当てて防いだ爺から逃げ去った。
- 細部
- ひとり暮らしの爺のもとへ、障子の破れ穴から小さな子どもが入りこみ、相撲を取ろうと誘った。組んでみると相手はしきりに尻へ手をかけてくるので、爺は妙に思った。しばらくして再び同じ誘いを受けたとき、あらかじめ尻に鍋を当てておいた。子どもはまた手を伸ばしてきたが、この爺の尻は金尻だと言い残して逃げていったという。水辺の怪が人に相撲を挑み、尻を狙うという各地に広く見られる型が、よく表れた話である。
- 広まり方
- 1991年の『民俗文化』所収、菅沼晃次郎「近江の河童(かっぱ)資料」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ