がわら
がわら
国内
未確認生物
- どんな話か
- 馬を淵へ引き込もうとして綱に絡まり、逃げる馬に引きずられて打ち殺された水の怪。
- 細部
- 入野村の庄屋が飼っていた馬を、入野の原で草を食べさせていた。すると原の南にある淵からがわらが姿を現し、馬の綱を自分の体に巻き付けて水へ引き込もうとする。馬は頭まで沈みかけたところで我に返り、一散に庄屋の家まで駆け戻った。綱に絡まったがわらもそのまま引きずられ、力尽きてうずくまっていた。背丈は五、六歳の子供ほどで、頭には皿のようなものが載っていたという。農民たちはこれを打ち殺して埋め、その塚をがわら塚と呼ぶ。
- 広まり方
- 1983年刊の『愛媛県史』第五章第三節、佐々木正興「二 憑きもの・妖怪伝承」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県四国中央市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ