くまもとのがわっぱかいおんとやまのかいい
熊本のガワッパ怪音と山の怪異
国内
未確認生物
- どんな話か
- 校庭で聞こえた怪音の正体はヒキガエルの群れだったという話や、山中で怪異に翻弄される体験談が伝わる。
- 細部
- 早春のある夜、御所小学校の校長が校庭でガッガッという鳴き声を耳にした。かねて村では、その声はガワッパの仕業だと噂されていた。懐中電灯で照らして確かめると、正体は卵を曳きながら列をなして進むウシワクド(ヒキガエル)の群れだったという。別の伝えでは、夜更けに山道を歩いていると木を伐る音や自転車のベルの音が追ってくるのに姿は見えず、これもガワッパの仕業とされた。祝儀の帰りに自宅へ着いたつもりで眠った老人が、翌朝には山中でひとり寝ていたという話も、同じ怪異として語られている。
- 広まり方
- 1951年の『みんぞく』所収、丸山学「山童河童資料」に記録がある。
- 地域
- 熊本県熊本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ