がたろう
ガタロウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小川で出会った河童を住職が念仏で諭し、寺へ連れ帰って説教したのち帰したという話。
- 細部
- 正念寺の十五世にあたる正道坊は、オヅルの樋口を流れる小川に馬で近づいたとき、そこにガタロウがいるのを見た。逃げも避けもせず、念仏を唱えながら言葉をかけ、そのまま寺まで連れ帰ると、境内の老松に縛って言い聞かせたという。さらに本堂へ入れて仏前に据え、念仏のうちに道理を説いたうえで解き放った。それから後、吉川でガタロウを見かけたという者はいなくなったと語られている。
- 広まり方
- 1991年の『民俗文化』所収、菅沼晃次郎「近江の河童(かっぱ)資料」に採録されている。
- 地域
- 滋賀県野洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ