がたろう
河太郎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川に棲むものが子供を水へ引き込むと恐れられ、村々が山中に小祠を建てて祀り上げたという。
- 細部
- 大戸川には河太郎と呼ばれるものが数多く棲むとされ、時おり岸へ上がっては子供をつかまえ、水の中で血を吸って命を奪うと言われた。祇園祭の当日にこの川で泳げばそのたたりで溺れるという戒めも伝わる。田上牧庄の村々は災いを避けるため、荒戸山の中に小さな祠を構え、河太郎さんと呼んで祀り続けた。恐れる相手をただ退けるのではなく、神として迎え祀る形をとっている点に特徴がある。
- 広まり方
- 1999年の『民俗文化』に載る田村博「昔話・伝説のことなど7」が伝える。
- 地域
- 滋賀県大津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ