がーたろ
ガータロ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 池で浮き沈みしていた老人を助けると、池の中の宴に誘われかけたと語り、ガータロやトリキに化かされたという話が伝わる。
- 細部
- 香川県さぬき市に伝わる話である。大正の初め頃、七十五歳くらいの男が池の中で浮いたり沈んだりしているのが見つかった。助け上げて事情を聞くと、池の中では芸者を呼んでのどんちゃん騒ぎが繰り広げられており、その中にいた坊主のようなものに手招きされて、つい誘われるままに池へ入ろうとしたのだという。これはガータロやトリキと呼ばれる化物が化かしたものだと語られている。ガータロは角力を好み、十四、五歳ほどの子供の姿をしているといい、油断して相撲を挑まれると池に引きずり込まれて生気を抜かれてしまうが、日頃から飯をきちんと食べていれば仏の力に守られて難を逃れられるとも伝えられる。なお、トリキはガータロよりも大きく恐ろしい、範囲を超えた化物として語られている。
- 広まり方
- 1966年の『香川の民俗』所収、国遠一夫「ガータロ」に記録がある。
- 地域
- 香川県さぬき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ